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2014.02.22 カテゴリ:社長の独り言

歴史を塗り替えた、真央ちゃんの素晴らしい演技!



[写真特集]ソチ五輪 フィギアスケート女子 より         貝塚太一撮影


バンクーバー五輪でプルシェンコが4回転を飛んでも銀メダル

だった。
その後、4回転の点数が見直され、男子フィギアは

4回転が当たり前の時代になった。

自分がきっかけを作り、男子フィギアを正当に技術評価出来る

礎を作ったプルシェンコ。

そして、その新評価のメダル第1号が羽生選手なのである。


バンクーバーのとき真央ちゃんも同じ思いだったはずだ。

史上初トリプルアクセル3回成功の快挙を成し遂げた。

それなのに・・・・・銀メダル。

試合後プルシェンコは「本来なら真央が金メダルを

とるべき評価がなされなければならない」と言っている。

女子フィギアは、まだまだ演技構成点でどうにでも点が動かせる

曖昧で独特な世界。

しかし、真央ちゃんは抗議や不満も一切言わず

女子フィギアの改革を願うべき、
前人未到の8トリプルを

ソチで飛ぼうと決めたのだ。

これなら、演技構成点で何かしようと画策しても

誰の目でも分かる技術で最高得点なら文句はつけれないと。

しかし、そのためにジャンプを全て1からやり直す事になる。

それから3年間というものジャンプが飛べない時期もあったが

ようやく自分の納得いくジャンプが飛べるようになり

ソチに間に合わせる事ができた。


それなのに・・・


今回の8トリプル成功でも
真央ちゃんより高い点数がでた。

いったいどうやったら149点が出るのか?

しかし、この高点数のお陰で
世界中の人が疑問を抱き

演技構成点のことを知り、
注目する事となった。

真央ちゃんは、現在の女子フィギアの変革に確実にメスを

入れたのだ。


今回の8トリプル成功は、女子フィギア変革への第一歩として

歴史的な演技となったは間違いないのである。

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