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2017.01.18 カテゴリ:子供を持つお母さんへ

子供に「なぜ勉強が必要なの?」と聞かれたら

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子供に「なんで勉強しなきゃいけないの」と聞かれて困ったことはありませんか。

確かに、分数や小数点のかけ算。因数分解にルートなど、大人になったら使うことはほとんどありません。

しかしながら、実は役に立っていることが、大人になった本人も気付いていないだけなんです。

高校や大学、就職の進路を決めるとき、人間関係に悩んだとき、などなど勉強が役に立っていたのです。

 

これから生きていくために色々な困難があります。

その時、脳の中では「解決策」を考えます。

「勉強」をしなければ、解決策がみつかりません。

「勉強」をしなければ、何事も逃げ出さず立ち向かうことが出来ません。

勉強の中でも、特にやってほしいのが数学です。数学の面白いところは、答えが合っているかは大して大事ではなく、「答えを導き出す過程」が非常に重要なのです。そういう脳の回路を作るためにも、役にたたないと思われがちの勉強は、実は必要なのです。

 

人生は決断の連続。

 

答えは1つじゃないという思考も勉強しなければ、色々な「応用」を用意できません。

 

また、せっかく子供が勉強したのに、その勉強の成果を大人が邪魔してしまうことが多いです。

それは、答えを教えてしまうこと。

なんでも大人が決めていませんか。子供の意見を尊重していますか。

親子の関係でなくても、上司と部下、夫婦の間でも使えますので、ぜひ実践してみて下さい。

これからは、かならず「あなたはどうしたいの?」と問いかけて、意見が違っていたらダメ出しをするのではなく、まずはいったん受け止めて、「そう考えているんだね」と言ってください。この時に一番困るのが、子供が「この人に相談しても全部反対するから話してもムダだ」と思われること。二度と相談をしてくれません。とにかく話を聞くこと、意見を言わせること。人は意見を言いながら「解決脳」になっていき、結論を自分で導きます。

これを繰り返すことで、自分でしっかり考える人間になっていきます。ぜひ子供や部下の考えを共感できる関係になって下さい。

 

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