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2015.09.24 カテゴリ:体内環境塾

ジョコビッチの影響でグルテンフリーが大流行!
グルテンフリーの流れに反論します!

今、テニス界の王者ジョコビッチの食事療法がNYで大流行に なっている。それが「グルテンフリー  

そこで本日は、グルテンってそんなにカラダに悪いのか? そもそも何なの?を勉強しましょう。

ラテン語のglue(接着)を語源とするグルテンは、小麦、大麦、 ライ麦などの穀物から生成されるたんぱく質の一種。 グルテンは膨らませた状態をキープするのに大切な役割をして います。また、食品以外で増粘剤として利用されています。

どうも調べていくと、グルテンに敏感に反応する人の多くは セリアック病を持っている場合が多いようですね。 セリアック病小麦、ライ麦、小麦などに含まれるグルテンに 対するアレルギーをもつ自己免疫疾患です。 これは、グルテンによって小腸の粘膜が炎症を起こし、栄養の 吸収を妨げてしまいます。

日本人でのセリアック病はせいぜい0.7%程度ですが、アメリカ やイギリスでは1%強だったのが、20〜30年前に比べてみると 約5倍の人がセリアック病だと診断されています。 ですから、海外でこの症例が上昇する中で、食品会社が多くが グルテンフリー食品を販売するようになったのはこのような経緯 からなのです。 しかしながら、セリアック病でもないのにグルテンフリー食品を 食べ続けると鉄分、葉酸、ビタミンB1、カルシウム、亜鉛や ビタミンB12の欠乏を引き起こす場合があります。 <結論> グルテンを体質的に受け付けないグルテンの感受性が強い人や セリアック病の人にはオススメですが、流行ってるからとか、 セレブがグルテンフリーにしているという理由で、高価な グルテンフリー食品生活をおくるのは、かえって逆効果になる ので気をつけましょう。

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