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2019.10.17 カテゴリ:生活習慣病

週刊現代 掲載「野菜中心の食生活が脳卒中の原因」

週間現代

週刊現代で私のインタビュー記事が掲載されました。

オックスフォード大学の最新研究で明らかになった、菜食主義を続けていると脳卒中のリスクが高まるという論文が発表されました。

それを基に私のインタビュー記事が掲載されています。

まず、野菜中心の生活にすると一番困るのが動物にしかない「コレステロール」を摂取できないこと。

まだまだ世間では、コレステロールは低い方が良いと思われていますが、それは20年以上昔の話。

実は全く逆なのです。それを立証したのが今回の論文です。

論文の結論として「コレステロールが低い人ほど脳卒中のリスクが高くなる」ということ。

そもそも、脳出血は脳血管の細胞膜が弱まることで起こりますが、その細胞膜を作っているのがコレステロールだからです。

コレステロールを摂らないと血管だけじゃなく、細胞膜がないと細胞そのものが新しく作られず、「新陳代謝」がどんどん低下します。

いわゆる老化がすご〜く早まるということ!

それをいまだに、脳血管や心臓の血管がつまる犯人がコレステロールと言っています。

それを信じて、コレステロールを摂らないようにしてきたら結果として「脳卒中」が高まったというのです。

論文では18年間にわたり、男女約5万人を対象に追跡調査をした結果です。

私も20年以上前からコレステロールを調べていますが、脳疾患や心臓疾患で亡くなった人が、コレステロルールが高かったかというと相関関係はありませんでした。

よく周りを見てみると、年齢が高くても元気な人ほどお肉を食べていませんか。

ぜひ、皆さんもあまりコレステロールを気にせず、好きなものを美味しく頂いてください。

 

 

 

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